相続コラム Vol.13「間に合わなかった遺言」
相続税の見積もりのお客様がいらっしゃいました。
「母が余命宣告をされてしまった、相続税がどのくらいかかるのか
見積もりをしてほしい」とのご依頼でした。
見積もりをするために、財産の状況やご家族構成などをお聞きしていくと
遺産分割の際に大変なトラブルが発生する可能性がでてきました。
お母様のお近くに住まれているご兄弟が、お母様の通帳から
多額に引き出しをして使ってしまっている様子だったのです。
ご相談者様は、早急に公正証書遺言を作成したいとのことで
相続税見積もりと同時に、公正証書遺言の作成も承りました。
お母様は、ガンで余命が1月とのことでした。
お母様ご自身も早急に遺言をしたいとのことで、スピードプランで行いました。
ところが公証役場は、とてもかたくて、場所によるのかもしれませんが
戸籍等がないと全く一歩も動けない、日程の予約もそれからだということで
頼りになりませんでした。
公証役場にもよるのだと思いますが残念でした。
しかし、揃えるべき戸籍等も、出生~のものを取得する場合
それなりに時間がかかってしまうのも事実です。
とにかく命に限りがあるので日程だけでも抑えようと、遺言を完成させ
様々な書類を取り寄せたのが金曜日、公証役場に電話して月曜日に日程予約をしようとした、その土曜日に、容態が急変してお母様は亡くなられてしまいました。
余命よりも数週間早く亡くなられてしまいました。
遺産分割に揉め事がありそうなケースでは、なるべく早めに専門家にご相談にいらしてください。
この記事を担当した税理士

税理士法人葵パートナーズ
代表社員税理士
花田 直子
- 保有資格
税理士
- 経歴
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2002年に税理士試験合格。
2011年より税理士法人葵パートナーズの代表社員税理士を務める。
相続の相談件数1,800件以上の経験から相続税を中心とした相続に関する悩みを抱えている相談者からの信頼も厚い。
- 2026年8月10日 「対応が丁寧 葵パートナーズさんへの相談をおすすめします」
- 2026年1月15日「税理士さんの優しい人柄」
- 2025年10月20日「丁寧に話を聞いて頂けます」
- ご相談内容:相続税申告 満足度:とても満足 1.当事務所にご相談にいらしたきっかけを教えてください。 友人・安島事務所からの紹介 2.当事務所のサービスを受けた感想はいかがでしたか? とても…






























